『凪のあすから』の聖地巡礼をやってみた!【三重県熊野市】

凪あす聖地

10月末から11月初めにかけて三重県熊野市に滞在する機会があったので、『凪のあすから』の聖地巡礼を実施してみた。

『凪のあすから』といえば海の中にある村が印象的だ。だがもちろん、現実世界で海の中に村は存在しない。その一方で、陸地は三重県熊野市が舞台となっているので、聖地巡礼が可能な作品なのである。

目次

『凪のあすから』の聖地スポット

『凪のあすから』の聖地は三重県熊野市を中心に展開されている。

といっても、距離がかなり離れていることもあるので、自動車移動が便利だ。ちなみに僕は電車で移動したのだけれど、1日に4便とかのレベルだったので、1時間待ちとかザラにあった……。

鬼ヶ城

第2クールのOPで要が登場するカットの背景。この撮影スポットまで到達するまで中々歩く。

波田須駅

光が美海を探すシーンに登場する駅。

天女座入り口

第2クールOPに登場するカット。「塩水あります」の看板が印象的。

旧波田須小学校

汐鹿生(海村)の方にあった中学校のモデル。ということは、光がまなかにハグしようとした場所もここか。

新鹿駅周辺

新鹿駅周辺には鴛大師(陸地側)の舞台となったモデルがいくつか存在する。

清七屋ストア

サヤマートのモデル。外観はそんなに似てない。

旧新鹿中学校

鴛大師(陸地側)の中学校のモデル。廃校だけど、誰でも入れる。

熊野漁協二木島支所

『凪あす』に登場する漁協のモデル。再現度はあまり高くない。
そして人通りもそこまで多くない。

旧造船所

「おじょしさま」を製造した造船所のモデル。こちらも再現度はあまり高くないけど、雰囲気はある。

旧造船所前踏切

さゆが要に告白する屈指の名シーンが描かれた踏切のモデル。
今回の聖地巡礼で一番胸熱になれた場所。

『凪のあすから』の聖地巡礼おすすめルート

『凪のあすから』の聖地巡礼ルートをおすすめするのは、それなりに難しい。電車がほとんど役に立たないからだ。そのうえ、時間を潰せるような場所も皆無に等しい。

だから基本的には自動車移動をおすすめする。その場合、熊野市駅から北の方に向かいながら、順当に聖地を回っていくといいだろう。ただし旧造船所は場所が離れているため、日にちを分けて訪れるのがいい。

また、電車で巡るのは厳しいものの、僕自身は電車やバスを上手く活用することで巡礼することができた。こういう工夫を考えるのも旅の醍醐味なので、ぜひチャレンジしてみてほしい。

そしていずれの方法にしても、熊野市駅周辺の宿泊施設を拠点にするのがいいだろう。コンビニやすき家があるし、飲食店もあるので、それなりに退屈しないはずだ。

『凪のあすから』の聖地周辺おすすめグルメ

ここでは『凪のあすから』の聖地周辺おすすめグルメを紹介していく。

天女座

『凪のあすから』の聖地巡礼の総本山的な場所。「凪あすカレー」というメニューもあるらしい。

僕も食べてみたかったけど、開店されてなかった。電話で事前に確認するのがいいだろう。

花のいわや亭

熊野市駅から車で5分ほどの場所にある料理店。海鮮丼や握り寿司やしゃぶしゃぶなんかがある。想像以上にマグロが美味しかったのでビックリした記憶がある。値段の割にマグロは美味しい。

肴屋しんたく

熊野市駅周辺で最も評判が良い居酒屋。味も抜群だ。ただし席が埋まっていることが多いようなので、事前に予約した方がいいかもしれない。

『凪のあすから』の聖地MAP

『凪のあすから』の聖地MAPは以下の通りだ。

さいごに

僕はP.A.WORKS作品の中でも『凪のあすから』がトップレベルで好きだ。本当に優れた恋愛アニメだと思う。

特に旧造船所前踏切で、さゆが要に告白するシーンの感動は凄まじい。『凪のあすから』で最も理不尽な扱いを受けたのが要だと思うけど、そんな要が報われたシーンだった。

正直なところ、熊野市は熊野古道の世界遺産ブランドに甘んじて、観光プロモーションをほとんど進められていないように感じられる。なんというか、世界遺産を乱用している感じだ。ポテンシャルがあるにもかかわらず、それを全然活かしきれていない。

個人的には『凪のあすから』関連のイベントを開催してもいいんじゃないかなと思っている。熊野市は美味しい食べ物がそれなりにあるから、一夜限りのイベントを年に1回やってみるのも面白そうだ。そしてそこにはRayややなぎなぎを招待してみるのもいいかも……。

この記事をシェア
目次