【サイコパスSS Case.2感想】久しぶりの縢秀星

PSYCHO-PASSSSCase.2

今回は『PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2 First Guardian』について語っていく。

前作の『サイコパスSS Case.1』が2019年1月25日に公開された後、『サイコパスSS Case.2』が同年2月15日に公開された。アニメ制作はProduction I.Gが担当した。

目次

『サイコパスSS Case.2』の感想

『サイコパスSS Case.2』では、常守朱が監視官になる前のエピソードが描かれた。ということで久しぶりに縢秀星や征陸智己が登場。やっぱりこの頃のメンバーが1番好きだなぁと思う。

また、これまた久しぶりにスーツ姿の狡噛慎也を見れたし、監視官だった頃の冷徹な宜野座伸元も見れた。狡噛慎也の嗅覚も相変わらずである。

そして本編では、須郷鉄平のエピソードが深掘りされる。元々は防衛省に所属する軍人だったらしい。その経験がキッカケで外務省にスカウトされるのだけれど、須郷はそれを断った。

ここで気になったのは、執行官のキャリアについてだ。どうやら外務省の主要ポジションにつくと、潜在犯でもある程度の自由を手に入れることができるらしい。これは今後のストーリー展開を大きく左右する設定だと思われる。

そんな伏線も提示されるのだけれど、『サイコパスSS Case.2』はやっぱりストーリーが面白かった。久しぶりに刑事モノって感じのストーリーを見れた気がする。これぞ征陸智己って感じだ。

『サイコパスSS Case.2』の評価

作画80点
世界観・設定80点
ストーリー80点
演出80点
キャラ82点
音楽77点

作画

少しキャラデザが違うかも……と思っていたら『サイコパスSS Case.2』だけ担当者が違うらしい。でもこのキャラデザは個人的に結構好きだ。常守朱が可愛い(少ししか登場しなかったけど)。

世界観・設定

『サイコパスSS Case.1』は雪国の青森が舞台だったけれど、今回は沖縄が舞台。そして前作は経済省だったけど今回は防衛省とのやり取りがメインだった。この『SSシリーズ』では、各省庁とのやり取りがフォーカスされている印象。設定がどんどん横展開されている。

ストーリー

ストーリーはかなり面白かった。ミステリー要素が強めだったかも。シビュラシステムがストーリーに対してあまり関与しなかったのも良かったかもしれない。

演出

演出はいつも通り。やはり戦闘シーンの迫力が満点。それと大画面を活かした構図が多かったのも印象的で、音響も工夫されていたのが分かる。映画館で見たかった……。

キャラ

狡噛慎也、宜野座伸元、縢秀星のトリオを久しぶりに見た。やっぱり『サイコパス1期』の頃のメンバーが一番好きだったな。それと征陸智己や青柳璃彩も活躍。後に須郷鉄平が青柳を殺してしまうことを考えると……。

音楽

今回は劇伴に注目したけれど、やはり全体的に劇伴が利用されることはなく、SEが中心。戦闘シーンでカッコいい劇伴が使用される感じだ。

さいごに

続いては『サイコパスSS Case.3』だ。こちらは『劇場版サイコパス』の後日談ということで、狡噛慎也の旅路が深掘りされるという。これは本当に楽しみだ。狡噛慎也が何処に行き着くのか、しっかり見守りたい。

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