今回は『転生したらスライムだった件 第2期(以下、転スラ2期)』について語っていく。『転スラ1期』が2018年秋クールから2クールに渡って放送される。その後、『転スラ2期』の前半クールが2021年冬クールに、『転スラ日記』を挟んで、後半クールが2021年夏クールに放送される。アニメ制作会社は『転スラ1期』と同様にエイトビットが担当している。
『転スラ2期』の感想
感想①:ついにリムルが魔王になる
『転スラ2期』ではついに主人公のリムルが魔王になる。魔王になるための条件としてリムルは2万人の人間を殺すのだが、この辺は割とアッサリ描かれていた。
今までも主人公最強っぷりを見せつけていたリムルだったが、魔王になったことでより強大な力を手にしたわけだ。また、リムルが魔王になったことで部下たちも大幅にパワーアップした。シオンが魔王クレイマンをボコボコにしてたのはちょっとビックリ。リムルが強くなるだけで部下が強くなるシステム、シナリオ作りやすそうで便利だなぁ。
感想②:ついにちゃんとした敵が登場した?
今までの『転スラ』はどんな敵が来ても、何らかの形で和解し、リムルの仲間になるケースがほとんどだった。しかし、『転スラ2期』のラスボスのクレイマンは、リムルの怒りを買ってしまい、最後まで苦しんで死ぬことになる。
このようにして本格的な悪役が登場したのはなんだかんだでクレイマンが初めてだったように思える。しかし、TVアニメを見る限りでは、クレイマンも何らかの目的があるみたいだ。特に中庸道化連のラプラスのラストシーンは印象的で、クレイマンの死を本当に悲しんでいた。
なんだかんだで良いやつだったのかもしれないなぁ。
感想③:続編制作はほぼ確定
『転スラ2期』の最終話のラストで、「To be continued」の文字があったので続編制作はほぼ確定と見ていいだろう。これが3期制作なのか劇場版制作なのかはよく分からない。原作を読んでいるわけではないし…。
ただ、これからは八星魔王が深堀りされるようになるのだろう。今後も展開が楽しみだ。『転スラ』に関しては原作を読もうかめちゃくちゃ迷っているのだが、優先順位がかなり後ろなのは間違いないので、アニメを視聴することになりそうだな。
『転スラ2期』の評価
作画 | 70点 |
世界観・設定 | 70点 |
ストーリー | 70点 |
演出 | 70点 |
キャラ | 75点 |
音楽 | 65点 |
作画
作画は普通。クオリティはもう少し上げれると思うけどなぁ。
世界観・設定
世界観・設定は中々。魔王の使い方も上手い。
ストーリー
全体的なストーリーも良かった。少し退屈な回があったりしたけど、続きを見たくなる感じだった。
演出
演出は普通。ラプラスのシーンが一番印象に残った。というかこのシーンに関しては普通に演出良かった。
キャラ
キャラはいつもどおり個性的。特に魔王たちのキャラが立っている。
音楽
音楽は1期の方が圧倒的に好き。
さいごに
『転スラ』の続編はもうほぼ確定なので、気長に待とうと思う。なろう系からここまで王道作品に登りつめるなんて、すごい時代になったものだ。