【魔王学院感想】なろう系で一番強い主人公最強系キャラ→アノス強すぎ

星島てる
アニメ好きの20代。ライターで生活費を稼ぎながら、アニメ聖地の旅に出ている者です。アニメ作品の視聴数は600作品以上。

こんにちは、てるくんです。今回は通称『魔王学院』こと「魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜」の感想記事です。

本記事を読むべき人
  • 主人公最強系が好きな人
  • 『魔王学院』を視聴済みの人
  • 『魔王学院』が気になってるけどまだ見てない人

「魔王学院」は「小説家になろう」から出てきた、なろう系のライトノベルです。現在は電撃文庫で刊行されています。発行部数は150万部超え。じわじわとヒットしてますね。

それと電撃文庫とアニプレックスのキャンペーンの「最強は俺だ」の3人のうちの1人として、「魔王学院」主人公のアノス・ヴォルディゴード(CV.鈴木達央)が選ばれています。

残りの2人が『SAO』のキリトと『魔法科』の司波達也です。この2人と同じように並んでいるのはすごいことですね。

こんなこともあって『魔王学院』は放送前からかなり注目されていました。その分ハードルも上がってしまいましたが、本記事ではそんなの関係なしに素直に感想を述べたいと思います。

『魔王学院』の魅力ポイント
  • 『魔王学院』はアノス様の戦いが爽快
  • 『魔王学院』は日常パートがほのぼの温かい
  • 『魔王学院』の主題歌がカッコいい

それでは詳しく説明します。

目次

『魔王学院』は見ていて気持ちいい

『魔王学院』はザ・主人公最強といった感じ。爽快感があります。

それとストーリーも分かりやすいので見やすいですよ。

主人公がマジで強すぎる

『魔王学院』の主人公のアノス・ヴォルディゴードがめちゃくちゃ強いです。

『ワンパンマン』の次に強いんじゃないかな。

強力な魔法を使えるのはもちろんのこと。死んでしまっても全く問題ないというのが強すぎます。

「最強は俺だ」キャンペーンがありますが、アノスがぶっ飛びすぎててレベチです。今までのアニメ史上でトップレベルの強さです。

シンプルなストーリー展開

『魔王学院』はシンプルなストーリー展開です。

最強の魔王が蘇って、どんどん最強っぷりを披露していく。そんなストーリーです。

最近だとよくWeb漫画に見かける展開です。しかし、設定の作り込みがよくできているので差別化できています。

それに「魔王学院」は「なぜ、歴史が改変されているのか?」という目標設定があります。

この疑問を解決するという目的がしっかりあるので、アニメがわからない人もかなり見やすいです。

『SAO』と『魔法科』という電撃文庫でもエース級の作品と一緒にプロモーションしたのは、アニメ初心者にもオススメだったからかもしれません。

『魔王学院』の温かい雰囲気

『魔王学院』は魔族サイドのストーリーです。

そのため、ハードボイルドな生活なのではないかと思いますよね?

でも全然そんなことありません。めちゃくちゃ温かい雰囲気です。

日常シーンがほのぼのしている

『魔王学院』はバトルパートと日常パートで分かれています。

バトルパートは大迫力な動きを演出している一方、日常パートはとても穏やかです。

このギャップは『魔王学院』の魅力の一つかもしれません。

特にアノスの両親の子どもに対する親バカっぷり。これは見ていて癒されます。

魔王系アニメだけどここまで温かい雰囲気を出せているのは中々ないです。

魔王系アニメの代表格ともいえる『はたらく魔王さま!』も日常パートが好評です。けど『魔王学院』とは全く異なるタイプの日常で、『はたらく魔王さま!』はギャグ要素が強すぎます。笑

柔らかく繊細な作画とキャラデザ

「魔王学院」の作画は柔らかくとても繊細です。キャラクターの線の薄さがまたいいですよね。

「魔王学院」のアニメーション制作会社は「SILVER LINK.」です。

「SILVER LINK.」の2020年アニメの代表作はこんな感じ。

どれも繊細な作画ですよね。

それに作画が安定しているので、あまりアンチもいないイメージの制作会社です。

その一方で無難なストーリー構成なので大ヒットするようなアニメ制作会社ではないです。

ビジネス的な話になりますが、ラノベのプロモーションとしては優秀な制作会社ともいえそうです。

「魔王学院」のOP・ED

魔王学院のOPもEDもダークな雰囲気を漂わせるかっこいい曲になっています。

個人的にはEDがカッコ良くて好きですね。

魔王学院のOP

「魔王学院」のOPはCIVILIANさんの「正解不正解」です。

第一印象はイントロがかっこいい。これに尽きますね。

どのアニソンもイントロから引きつけられるのですが、「正解不正解」も素晴らしいイントロです。

そのイントロから続くメロディーはアップテンポ中心、Bメロで一回ダウンさせてから一気にサビでボルテージを上げています。

歌詞は「アノスがこの腐った世界を元通りにする」というメッセージが詰まっています。

それと同時に私たちに「この間違いだらけの世界で勝つためには自分の行動あるのみ」ということを教えてくれます。

ビジネスでも行動している僕としても、心に中々響いてます。

魔王学院のED

「魔王学院」のEDは楠木ともりさんの「ハミダシモノ」です。

「ハミダシモノ」の第一印象はOP同様にイントロがカッコイイところですね。イントロに関してはEDの方がカッコいい。

メロディーとしてはイントロで一回上がるんですけど、Aメロに入ってから落ちてサビに向かうにつれてまた上がる感じ。

歌詞はとにかく「自分を貫け!」と言わんばかりですね。

それと楠木ともりさんはミーシャの声を担当しています。でも歌う時はミーシャというよりはサーシャみたいです。

楠木ともりさんは『ハミダシモノ』がソロメジャーデビューの曲とのこと。これからも応援していきたいです。

『魔王学院』の評価は?

『魔王学院』の評価はこんな感じです。

作画
世界観・設定
ストーリー
演出
キャラ
音楽

まずまずといった感じです。中の上かなという感じ。

5年前でこのクオリティだったら評価は高かったかもしれません。最近は似たような作品が多いですからね。

特にストーリーは厳し目の評価をさせていただきました。

尺の問題でもどうしても不都合なカットが出ているんですよね。

けれども原作のプロモーションとしてはまずまずの結果だったのではないかと思います。

魔王学院に2期はあるの?

結論からいうと2期制作はほとんどないのではないかと。

電撃文庫のアニメ化作品で2期制作が決まることはあまりないです。仮にあっても魔法科みたいに何年越しになるでしょう。

「はたらく魔王様!」で2期が決まっていないので厳しいのではないでしょうか。

しかし、「魔王学院」も原作の売り上げが伸びれば、続編が制作されるかもしれません。続編が見たい方は原作を購入して貢献するしかなさそうです。

一方でこのツイートも気になるところ。。。

「キノコグラタンが冷めぬ内に戻ってくる」
2期を期待する声もありますね。

追記

『魔王学院』は2期の制作が決定し、2023年冬クールから分割2クールで放送されることになった。まさかまさかの2クールである。こうなってくると、本当に電撃文庫の次世代エース作品として扱われそうだ。

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