アニメ

ラキラがリゼにしか見えません【RPG不動産感想】

RPG不動産

今回は『RPG不動産』のTVアニメの感想を語ってみようと思う。

『RPG不動産』は『まんがタイムきららキャラット(芳文社)』によって2018年から連載されている4コマ漫画が原作だ。いわゆる”きらら系”である。

そして『RPG不動産』のTVアニメが、2022年春クールに放送される。アニメ制作は動画工房が担当した。

『RPG不動産』の感想

ネタバレしているので、未視聴の人は気をつけてください。

キャラデザがなんともいえない……

『RPG不動産』は”きらら作品”だ。そして”きらら作品”といえば、可愛らしいキャラに尽きると思う。どんなにストーリーが平坦でも、キャラが可愛くて萌えるから、多くのファンを生み出している。

だが『RPG不動産』は他の”きらら作品”と比べると、キャラデザが微妙だったように思える。微妙というか、大衆ウケしづらいデザインだったと思う。僕自身、癖の強いキャラデザが苦手なわけではない。けれども『RPG不動産』のキャラデザに慣れるのに、それなりの時間がかかった。

特にラキラ(CV.石見舞菜香)に関しては、どう考えても『ごちうさ』のリゼの劣化版にしか見えない。

今までの”きらら作品”を振り返ってみると、人気のある”きらら作品”は、キャラが凄く良かったという共通点がある。『ごちうさ』も『ゆるキャン』『きんモザ』も、キャラがかなり良かった。逆にいうと”きらら作品”は、キャラデザに失敗すると、あまり人気が出ないということにもなる。『RPG不動産』も、多分そちら側だ……。

シリアス展開は中々良かった

『RPG不動産』では、中盤以降で、シリアス展開が挿入されるようになる。具体的には「ファー(CV.木野日菜)の正体がドラゴンなのではないか?」ということで、ファーに疑いの目が向けられるようになるのだ。

そして最終的には、ドラゴン化したファーが琴音(CV.井上ほの花)を殺してしまう展開になる。最終的に復活するとはいえ、”きらら作品”では中々ない展開だった。

これらのシリアス展開のキーワードになるのが、挿入歌『竜の歌』だ。この歌はおそらく、ファーの母親である魔王に関する曲で、メロディーがとても良い。この『竜の歌』の挿入の際の演出を含め、『RPG不動産』のシリアス展開は中々面白かった。

『RPG不動産』の評価

※個人的な評価です

作画60点
世界観・設定65点
ストーリー65点
演出70点
キャラ40点
音楽65点

作画

作画は、動画工房の割には普通だった。細かい部分でヌルヌル動くわけでもなく、とにかく普通だった。

世界観・設定

「異世界×日常」というテーマ性には期待してたけど、今までのきらら作品と大して変化がないことに気づく。ただ、『RPG不動産』らしく、異世界風の不動産が数々登場するのは面白かったかも。

ストーリー

想像以上にシリアス展開が多いストーリーだった。実際、主人公の琴音が一回死んじゃってるわけだし……。でも、しっかり復活できるのが異世界作品の強み。

演出

演出はぼちぼち。シリアス展開でもギャグが入ってくるので、感動させるのは難しかったなぁという感じだと思う。日常シーンにおけるギャグの演出は普通に良かったと思う。

キャラ

きらら作品といえば、萌えキャラが強みだ。けれども『RPG不動産』のキャラは、ちょっと微妙だった。キャラクターデザインの癖が強いのがネックだし、可愛いかどうかも微妙に感じる人が多いと思う。

音楽

OPの『Make Up Life!』とEDの『Awesome!』は良曲だけど、インパクトは弱め。それと挿入歌の曲がいいメロディーだったなぁ。

さいごに

“きらら作品”×動画工房ということで、これ以上ない組み合わせだったけど、ちょっと滑った感じがある。でも、現実逃避のための日常系という意味合いでは、4人で仲良く暮らすENDは中々良かったのではないだろうか。

ちょっと厳しいと思うけど、続編制作に期待してみたい。

『2021年のアニメ論』を出版しました

2021年のアニメ論

当ブログでは我慢できず、ついにKindle出版してしまった。タイトルは『2021年のアニメ論』。2021年に公開されたアニメから、僕が感じたことを文字にしてみた。

価格は100円。そしてKindle Unlimitedに登録しているので、加入者は無料で読める

僕の視点から見た世界『2021年のアニメ論』を、ぜひ最後まで読んでみてほしい。